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審美歯科 2020.12.28

日高豊彦先生の原則を知ることが治療を成功させるカギ

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日高豊彦先生の原則を知ることが治療を成功させるカギ
日高 豊彦 先生
日高歯科クリニック 院長 / 神奈川 日高歯科クリニック院長。早くからメタルフリー治療を取り入れ、多くの患者さんへ、すばらしい予後を提供し続ける。臨床家としてだけではなく、研究者としても高い実績を持ち、これまで多くの学会、専門誌で発表や執筆へ取り組む。また、講師としても精力的に活動し、後進の育成に励む。

Q:メタルフリーの長所、短所を教えて下さい。

A:メタルフリーに限らず他のいろんな手術などの治療法もそうなんですけど、まず原則を知るということが一番大事ですよね。今使おうとしてる材料や、治療方法はそれがどういう原則のものであるか、それを見せていただけると、どの様に扱わないといけないから自然にわかってくるかと思います。 従来の同じセラミックを使うんでも金属を使ったpfnとかに比べてこんなところを気をつけなきゃいけないと言ったことは、特別なものは何もないかと思います。けれどそれが成功するために、この材料はどういう特性があるのでどう気を使うかというところが一番大事かなと思います。メリットとしては非常に、より一方金属に比べると天然歯に近づいた光学的な特性だとかそういうところがまだ完璧ではないですけど、利用しやすいかなとは思いますね。まあデメリットとしては、もともと特に前歯の修復物っていうのはオールセラミックから時代は始まったんですね。ポーセレンのクラウンというものを前歯部に最初から金属を入れようなんて世界中の歯医者が思いませんでした。それを接着する方法もなかったし、破折強度の問題で割れるので色んな事をメタルを使って考えられてきました。それがやっと接着ができるようになり、本来最初に発想したセラミックのクラウンっていうのが実用化されてきたというのが歴史なので、特別歴史から言っても新しいものでは本来はないと、ただ材料がどんどんどんどん耐えられるようなものに変わってきた。特に接着が変わったのも大きいところだと思いますね、ですから欠点があるとすればどうしてもそういったどんどん変わるような材質これからも、もっともっと変わってくる可能性はあります。歴史が浅いというのが最大の欠点なのかもしれませんね。例えば金属であれば無機系のセメントでセットするとなると例えばディセンセメントは50年以上の歴史があるので、50年経ったらどうなるということを分かってる材料で、どう使うかってことを考える。セラミックそのものもこれからまたちょっと考え方を変えたのが出てくるかもしれない、接着ができるというところが来るとその接着に使う材料っていうものが良く言えば日進月歩で変わってくるんですけれどそうすると同じ商品が20年も30年も使われるという事が無いんですね。そうすると、前の商品はこうだったけれど、今度はこうなってますと言われてもじゃあそれが本当により良くなってるのかって検証しようとすると20年もすると、当然新しい材料がまた同じような話で出てくるっていう、そういう意味では歴史が常に浅い商品がずっとこれから先も続いていくだろうと思うと今接着に使う材料は有機系材料なので、無機系の材料に比べるとある日のある一瞬でゼロになっちゃうなんてことも考えられるし今はそう考えるとその歴史を取れない経過観察が完全に取れる商品ではないっていうところが欠点かもしれないですね

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なぜ、あの歯科医院は「それなら自費のオールセラミックがいい」「保険のメタルは良くなさそうだね」と言う患者さんが増え続けるのか?

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