小畑 真 先生
弁護士法人 小畑法律事務所 / 北海道 小畑法律事務所代表弁護士・歯科医師。年間約1,000件の歯科案件に対応し、多くの歯科医師からその実力が認められている。15年の歯科臨床経験を持つ弁護士は国内でほとんどいないため、テレビや新聞で取材されること多数。著書はシエン社ランクで1位獲得。

Ｑ．この映像をご覧の先生方にメッセージをお願いします

そうですね。やっぱり先生方っていうのは大変だと思うんです。
大変だと思うんですって一言で言うとそうなんでしょうけど職人であり医療者といいますか医師であり、そういう意味では技術的なところもあればかつ経営者でもあるわけですよね。院長であれば。
ただただ診療していればいいわけではないし、ただただお金を回してればいいという話でもない。

で、技術者でありプレイヤーであり経営者でありしかも人と人を繋がなければいならないチームの中であり、携わる相手も人だと。そういう意味では本当に総合的な力っていうのは要求されるので、そういう意味で大変だと思うんです。
全部もちろんそういう意味では全部やらなければいけないんでしょうけれども自分1人でやって潰れてしまうと元も子もないといいますか。

時間は24時間1 日24時間限られていますので、そういう意味ではどうしても薄まってしまったりあとは得意じゃない部分に凄くストレスがかかってしまったりと言うこともあろうかと思いますので、やはり1人でそういうのを抱えるのではなく得意分野もちろん院内でこの人はこの先生はこの治療が得意、このスタッフはこういうタイプの患者さんに合う、とかそういった院内でいろいろやられてるのもあると思うんですけれども、いろんな経営的な面も教育とか様々な面も含めて、得意なものに集中していただいてある意味その俯瞰的な視点で経営者ですから見ていただくってのは必要ですから、総合力はある程度は必要なんですけどただやはり得意分野、各々の得意分野の人たちを集めた本当のチームで、医療を提供していっていただくっていう形で今後も診療していただくってのが歯科医院としても経営的にすごく安定していい医療が提供し続けられますし。

医療が提供し続けられるという事は当然ですけど患者さんももちろん良い医療を受けられますからね。
で、そこにまた通い続ける。ものすごく良い循環になっていきますので、そういうような形で取り組んでいっていただければいいかなと思っています。