歯科経営 2018.05.18
スタッフ一丸の医院経営
福森 暁 先生
福森歯科クリニック / 三重県 福森歯科クリニック院長。人口8万人の三重県名張市で開業し、たった3年で年商1億2千万円を達成し、その状態を12年以上継続している。
福森歯科クリニック / 三重県 福森歯科クリニック院長。人口8万人の三重県名張市で開業し、たった3年で年商1億2千万円を達成し、その状態を12年以上継続している。
Q. キャンセル率を下げないための工夫は?
そうですね。たくさんの患者様に来ていただいきたいという思いは、どこの医院にもあるんですけども、たくさんの方々がいるということは、次の予約の時にいつになるのといった話にどうしてもなると思うので。そうするとリコールの葉書を出して、予約の電話をいただいた時に、すでにその時点で2~3ヶ月待ちになってしまうのです。なので、そのクリーニングが終わった時に、スタッフが次の予約をすでに取ってくれてるんですよ。延ばしてもいいことは延ばしてもいいと思うのですが、歯槽膿漏で悩んでいる方とかも多いので。1ヶ月に1回クリーニングをしなければいけない人もいれば、2ヶ月に1回という人もいます。そういう形でやっていくと、どうしてもその次が取れなくなってしまうので、リコールのハガキってのは書いたことがないです。
Q. スタッフのモチベーションを下げないための工夫は?
真剣に医院のことを思ってもらうということに尽きると思います。それはどこでも、どこの会社でもそうなんじゃないのかなと思います。それが、その次の行動に現れてきて、患者さんとの接し方が良くなったりとか、何かあったときにみんなで相談したりとか、こうしていこうああしていこういう前向きな意見であったり、まとめ方であったりってのが出てくるので、いかに思ってもらうことかなっていうふうに思いますけどね。
医院を思ってもらうという事は、やはり院長がどれだけ思ってあげるかっていうことなのかなと思います。