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審美歯科 2019.08.20

ベースに基づいた治療が何よりの近道!

ベースに基づいた治療が何よりの近道!
山﨑 長郎 先生
原宿デンタルオフィス / 東京 世界トップレベルの臨床家であり、SJCD最高顧問。審美歯科の臨床、研究、指導において、膨大な実績を持ち、日本の審美歯科発展において多大な功績を持つ。

Q.歯科医師として今後はどんな展望をお持ちですか?

もちろん臨床をなるべく長くやりたいという気持ちはありますが、基本的には、日本あるいは世界のいろいろなニーズの高いところに行って、今まで私が歯科の45年間で培ってきた経験と、今まで勉強したことを教育のシステムにのって、先生方と一緒に私自身も含めて勉強したいです。それが私の夢で、現在確かに、年間10回ぐらいの海外講演、国内はもう数え切れないぐらいの講演、それからもちろん、この私どもの学会が主催する講演会、講習会、そういうものに積極的に参加しているわけですから、このスタイルはなるべく永続させていきたいと思っています。

Q.この映像をご覧の先生方にメッセージをお願いします。

先ほど言ったように、歯科というのは自分のやったことしか患者さんに反映されないので、基本的に生涯勉強してほしいです。歯科という学問は、本当にアップ・トゥー・デートでいろいろなものが出てくるし、特に審美修復治療は、マテリアル、デバイスがとても大きいし、それと今だとデジタルというのがはやってきているので、とにかくベースを固めて、その後のジャンプアップを期待したいです。先生方が現時点でもう少しアップ・トゥー・デートなことをしたいという気持ちがあるのは分かりますが、一度少しひいてみて、本当に自分の臨床がベースに基づいて、研究に基づいたきちんとした仕事をしているか、振り返るチャンスになればいいと思います。インタビューで私が先生たちに与えるメッセージは、バック・トゥー・ザ・ベーシック。ベーシックに一回戻ろうよと…それから、その次のステップに歩んでいただきたいと思います。歯科の臨床では、80年代、90年代でもう補綴というのは全て理論的な解釈は終わっています。あとはどこへいきますかということになると、もう少し違うマテリアルの改革とかになると思いますので、そういうところを踏まえて、先生方は継続して勉強するということをお約束していただきたいと思います。

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