吉良 直子 先生
歯っぴーかむカム代表　 / 熊本 幼児や妊産婦、老人の歯科検診を10万人近く行い、現在も多方面に活動している口腔機能改善のスペシャリスト。市役所での勤務時代は、1歳6ヵ月児歯科健診や3歳児歯科健診で40,000人を超える子どもたちの検診を行う。また、平成12年から普及活動に努める、口腔機能改善のための「ベロタッチ」は、2016年にNHKの「おはよう日本」でも放映される。

Ｑ：吉良先生が開発したベロタッチ法にはどのような効果がありますか？

Ａ：私が開発したというよりも、バンゲード法とか、従来あるものを１つのパッケージにしたものですけれども、局所的な効果は、舌が動き始めること。また唾液が出ること。また、脳内アミンが増えるとか、摂食ホルモンであるグレリンの分泌が増加するというようなサブエフェクトも報告されています。子どもたちの笑顔が増える簡単な方法だと考えています。

Ｑ：ベロタッチの効果が出て良かったと思う瞬間を教えてください。

Ａ：「子どもの言葉が出て本当に嬉しい」とお母さんが言われた時、何より子ども自身が、どや顔で私にベロタッチをして見せてくれたり、笑顔を見せてくれたりする時が一番嬉しい時です。