土屋 公義 先生
日本橋土屋歯科医院 / 東京都 日本橋土屋歯科医院院長。日本全身咬合学会認定医。塩田義塾免許皆伝。独自に開発した「KY Bite」により、他院で製作した「痛い、噛めない、外れる義歯」をあっという間に「痛くない、噛める、外れない義歯」へ変え続ける。咬合のセミナー講師としても活躍中。

Q. 歯科医師として今後はどんな展望をお持ちですか？

1番考えている事は私の今進めているプロジェクトの第一に掲げている内容で「明日の患者様の笑顔の為に」ということを掲げているんですが、患者様が歯科に来ることによっておいしいものを食べれたり、きちんとしたお話ができたり等々の患者様に対しての日常生活の中で歯科がどれだけ重要なのか、あるいは歯科が健康に対してどれだけ重要なのかということをわかっていただけるような歯科医院・歯科業界にしていきたいと思って今回、会を発足させていただいたのですが、私が掲げている「歯合わせ創造化」という所・噛み合わせを合わせることによって体が健康になりみんなが幸せになることが「歯あわせ創造化」と書きますけれども「歯合わせ創造化」が歯科ですよと言えるような、歯科でみんな健康になり元気になり幸せになっていきましょうという未来ができたらいいと思っています。

Q. 患者さまから言われて嬉しかったエピソードはありますか？

患者様から言われて嬉しかったエピソードなんですが、例えば遠方からいらしている患者様なんですが、歯医者が大嫌いでいつも歯医者に行った後はご家族が分かる位に家の中真っ暗で電気が消えていてお母様が夜になっても、しくしく泣いていると言う患者様がいらしたんですが。その患者様が来ていただいて治療して最終的に治療が終わった時点で一緒にいらしていただいてるお嬢様から「大好きなお母さんの顔に戻った」と自分が子供の頃大好きだったお母さんの顔になり、あるいは自分の大好きだった頃のお母さんの明るさに戻ったって言っていただいた事はうれしかった事でもあります。その患者様が全部終わってリコールになっている患者様なんですが、我々の方では3ヶ月に1回の定期検診をしてくださいというお願いをしたんですが、その患者様に思いっきり睨まれまして、「毎月きたいんだから来させろ」と歯医者が大嫌いだった患者様なんですがその患者様が「あたしがきたいんだから来させろ」と言っていただいたことは非常にありがたいことだったと思います。