スタッフとの信頼を得るために実践していること
たけち歯科クリニック / 京都 グーグルやヤフーが採用する人材育成法「1on1」を、歯科医院経営に落とし込み、スタッフの3分の1が辞めてしまう絶体絶命の状況から、スタッフ40名がイキイキと働くクリニックを作り上げる。離職率50%を6%に低下させたその手法は、現在、多くの歯科医師から注目されている
Q:歯科医師として今後はどんな展望をお持ちですか?
A:もちろん自分の技術研さんとして、僕はインプラントを得意とはしているのですけれども、そこも深めていくこともやっていきたいとは思っています。幸いに、いろいろな医院さんがうちに見学にお越しになられて、マネジメントの仕組みや医院の運営の仕組みを参考にしてくださっています。できれば、うちの医院が今までいろいろやってきたことや、これからやろうとしていることを、こういう形で患者さんにお伝えし、組織というのはいろいろな課題を常に抱えていて、それを共有しながら、この業界がもっとよくなるように、その役割を果たしていきたい。この業界の役に立てればなというふうに思っています。
Q:この映像をご覧の先生方にメッセージをお願いします。
A:歯科医師になる時に、自分はどう世の中や、社会の役に立てるのかということをずっと考え、開業し、今までやってきました。それは患者さんのため、地域医療のためというような、おそらく皆さんも共通の認識だろうと思います。しかし、開業してさまざまな経験をしていく中で、働いてくれている人たち、一緒に業を成している人たちに対しても貢献をしたほうがいいだろうと僕は思います。なぜかというと、そういう人たちは女性の方が多いですから、ご結婚をされ、次の世代のお子さんを、次の日本の子をつくっていくわけです。そうなると、そのお母さんが次の世代を育てていくわけなので、うちの職場でどういう社会経験を積むのかということに対しても、僕らは社会的な責任があるのではないかなというふうに考えています。
ですから、働いている人たちにいかに自己成長できて、しかも仕事というのはこんなに楽しいものなのだよというのを、次の世代が受け継いでくれるような職場環境をつくっていく。そのことに対して、共感していただける先生と一緒に学べたらなというふうに思っています。
なぜ、面談を変えるだけでスタッフの3分の1が大量離職した状況から40人がイキイキと働く幸せなクリニックになったのか?
失敗から学んだ!自主性引き出す「超スゴ面談テクニック」
教材構成:DVD3枚組(総収録時間:136分)+特典冊子(72ページ)+データCD> 詳しくはこちら