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予防歯科 2020.02.05

カウンセリングが歯周治療成功のカギ

カウンセリングが歯周治療成功のカギ
若林健史 先生
若林歯科医院 / 東京 若林歯科医院 院長。ペリオドンタルシンドローム(商標登録済)の名づけ親であり、歯周病専門医としての優れた実績や研究報告、執筆、講演活動など、歯周病のスペシャリストとしてその名を広く知られる。またポリデントやシュミテクトのCM出演経験を持つ。

Q:歯科医師として今後はどんな展開をお持ちですか?

実際、ここの診療室に来る患者さんの治療をするということは、これはもちろん臨床家だから、患者さんとの関わりが好きなので当然やっていきますが、もうちょっとグローバルな予防の普及といったところをしていきたいと思っています。そのためには、メディアを活用して、広めていくといったことをやりたいので、最近の活動では、例えば、市民公開講座で患者さんに直接講演をしたり、この間も保健所の歯周病予防教室でお話をして、区民の方々に直接伝えるということをしました。あとは雑誌などで歯周病の怖さだとか、そういったところを啓蒙していくために、いろんなところに記事を書いたりもしています。新聞や、雑誌にも出ていますし、最近では、毎週ウェブを使って歯科の話をしていって、少しでも多くの人に理解してもらいたいと思っています。あとは、テレビにも出演する機会があれば、テレビにも出ていきたいですし、それを、例えば、歯科界の池上さんみたいに、難しいことを分かりやすく伝える。そういった番組を持つことができたらいいなと思っています。

Q:この映像をご覧の先生方にメッセージをお願いします。

できれば、自分で目標をしっかりと持って、僕はたまたま歯周病をメインとして臨床をしているわけですが、それぞれに得意な分野があると思うので、そういったところを自分の中できちんと一本の幹を持って、ぶれないように臨床をしっかりやっていっていただきたいですし、やっぱり患者さんにとってどういうことをしたら一番いいのかということを日々の臨床でやっていただきたいなと思っています。僕は歯周病の道を行っていますが、先生方はどの道に行きますか?得意なところでチャレンジしていってください。

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