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保存修復 2019.02.04

シンプル・ハイクオリティ!保険で高速CR充填テクニック

シンプル・ハイクオリティ!保険で高速CR充填テクニック
宮崎 真至 先生
日本大学歯学部付属歯科病院 / 東京都 CR修復の第一人者として知られる日本大学附属病院の病院長。臨床家、講師、研究者として活躍。若手向け卒後研修プログラム「30under30」では、世界レベルの歯科医師として登壇する臨床家4人のうちの1人。

Q. 歯の個性をみることが大事とは、どういう点を注目すれば良いですか?

コンポジットレジン修復をする時にはですね、やはり前歯及び臼歯、それぞれ見るポイントっていうものがある訳です。特に前歯の場合には、隅角長、湾拡張あるいは歯の持っている細かな表面性状ですね。そういったところを着目するというのが重要になります。
臼歯部修復においてはほとんどが内側線の稼働になってきます。そこにないものは何か。それを考えるとですね、いわゆる消化裂孔になってくる訳ですね。その消化裂孔の走行を強くイメージをして修復操作を行う。それが求められているものだと思います。

Q. 患者様に言われて嬉しかったエピソードを教えてください。

今までコンポジットレジン修復でですね、やはり前歯部の破折というのはですね患者さんにとってはですね、大きなショックなわけです。転んで、貧血で朝転んで歯が折れてしまった。患者さん自身はこの歯は抜かなければならない。そのくらい思って悲壮な顔をしていらっしゃる訳です。それがその場で元と同じ、あるいは元よりももっと綺麗になると。ある患者さんはですね「はい。終わりましたよ。」って「え?終わったんですか?」ってそれで鏡を持たせて見せたらですね、ええ!と本当に大きな声を出されて驚きと共にですね本当に喜んでくれました。やっぱりそういう風なのはですねなかなか体験する事は出来ないんで忘れ難い思い出の1つです。

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